福祉作業所のためのワークショップ「紙で遊ぶ・光で遊ぶ」

福祉作業所のためのデザインプロジェクトの一つで、作業所のメンバーの人たちとのコミュニケーションを深めるためのワークショップ。
メンバーは一人一人できる作業が違うため、できるだけ誰もが参加しやすくまた楽しめるように、「紙でランプをつくる」ワークショップを提案した。

Mock-up 試作づくり
1枚の紙は、二つ折りにしたり丸めるだけで立体になり、パンチ穴をあけたり破いたりくしゃくしゃにすると違う表情になる。穴をあける・丸める・破る・折る・引っ掻く・貼り付けるなど、誰もが簡単にできる作業で、どのような形ができるかを試す。
花の形の穴あけパンチで穴をあけると、花形の影が映る。
普通の穴あけパンチで穴をあけ、できた丸型の紙をさらに貼り付けて表情を出す。
ワークショップ当日 / 最初にいくつか紙でつくる形を説明すると、参加者の人たちがそれぞれでどんどん新しい形を作り出していき、お互いが作った形を組み合わせて、さらに新しい形ができるなど、思いがけないコミュニケーションが広がった。いろんな人たちがそれぞれの目線で楽しめるワークショップになった。

2019-03-25